2009年10月24日土曜日

息子の運動会



今日は運動会でした。妻は張り切って息子の希望通りのお弁当を作りました。(2時間かかりました。)

息子は駆けっこが得意です。今回で、パン食い競争4年連続一等賞です!・・・とは申しましても最近の教育機関では順位をつけません。「皆さん頑張りましたね。」となります。実は、今年、息子が頑張ったのには訳がありました。頑張って走れたら、母親からは24本セットの色鉛筆のプレゼントを、父親からはファミレスのキッズハンバーグをご馳走してもらえるのですから。去年までは交換条件なんてなかったのですけれどね~。というわけで、今晩はジェイズガーデンでの夕食となりました。私はここのドリンクバーがお気に入りで、必ずキャラメルストロベリーフレーバーティーのリーフにスチームホットミルクだけを注ぎ、そこへスティックシュガーを2本入れた「甘ーいロイヤルミルクティー」をいただきます。今晩もごちそうさまでした。


本日の体重、55.0キロ。

オフィスプロモ株式会社 代表取締役 古荘洋光

2009年10月19日月曜日

こんにゃく

週末を奥多摩の貸しバンガローで過ごした。遅ればせながら、これが我が家の夏休みだ。五日市から奥多摩にかけての地域は、私が学生時代から自転車やバイクで何度も通っているので、お気に入りの店がある。地元の農家のおばちゃんがやっている小屋で、山の芋やらきのこやら味噌やら山椒の実を煮たものなんかを売っているのだが、特にここの蒟蒻は本当に美味しい。蒟蒻芋と水酸化カルシウムのみでつくられた蒟蒻はこのおばちゃんの本当の手作りだから、スーパーで売られている類の蒟蒻(試しにあなたが普段買っている蒟蒻の原材料を見てほしい。)とは全くの別物なのだ。ここでの買い物の後、近くの沢で天然のワサビを引っこ抜いて行くのがお決まりのコースだ。このおばちゃんの蒟蒻は再度火を通すことはせず、生のまま刺身包丁で薄くそぎ切りにして食べるのが一番だ。砂糖で照りてりになった甘味噌か、件のワサビ醤油が旨い。つるつる、ぷるぷる、しこしこ!山河豚とはよく言ったものだ。
バンガローでは行きに買い込んだ大きなナメコと山で摘んだ三つ葉の味噌汁、サツマイモと山で拾った栗を炊き込んだ飯、家ですったリンゴ中心のタレに漬けていった羊の肉なんかを焼いて食べた。ビールとシャルドネに酔う。時々鋭い雄鹿の声が山に反響する。またたく星。もっと寒くなってからストーブの火を眺めながらの夜もまた楽しいかもしれない。息子は目を輝かせながら「普通の星とウルトラの星を見分ける方法」を私に教えてくれた。それから一つの星を指差し、あれがウルトラの星だとも。目が悪くなってその星が良く見えない自分も、ウルトラの星なんか本当は無いのだと思ってしまう自分も嫌だけれど、元気で素直な息子は最高なのだ。


本日の体重、55.5キロ。

オフィスプロモ株式会社 代表取締役 古荘洋光

2009年10月13日火曜日

ここにも外食不況の波が。

本日は私の45回目の誕生日だった。今日このことを憶えていてくれた唯一の人が、それは私の妻なのであるが、レストランでお祝いをしてくれた。かねてからこのレストランのアールヌーボーの内装に興味があったものの、両親から「あのレストランは食事をしているすぐ脇に何人もの従業員が立ってこちらが見張られているようで嫌だった。」と聞かされていたので行ったことがなかったのだ。ここはマリアカラスやアリストテレスオナシスやロスチャイルドの直筆の書面が飾られているような由緒ある場所なのであるが、ここにも外食不況の波がやってきているのを見た。というよりも、波にさらわれた後の廃墟を見るような気分であった。オープン直後に到着し、本日最初の客として席に案内された我々がゆっくりと食事を終えるまで、次の客は一組たりとも来なかったのである。つまり、食事中は実質的にこのレストランを貸し切り状態であったのだ。私たちはあまりの客の少なさにレストランの食材の新鮮さを疑い、「おなかを壊さないだろうか。」と冗談半分に話をしたのだが、実は私は本当に心配していたのである。こういうこころもちで口に運ぶものを、たとえそれがグルメ垂涎の珍味であったとしても、美味しいと感じるのは非常に難しいものである。あなたはオマールの冷製を「どうか当たりませんように。」と半ば祈りながら飲み込んだことがあるだろうか?無論、妻には大変感謝しているのだけれど。

このレストランがこうなってしまったのには理由がある。私は、従業員、トイレ、卓上の花、グラス、メニュー、料理の盛られた皿を見て理解した。
私は、レストランのオーナーと話がしたい。
「お客を満足させなさい。あなたのレストランを誰かに薦めたい気持ちにさせるまでは、決してその客を帰してはいけない。」と。
そして、そのために何をすべきかを私は知っている。
本日の体重、55.5キロ。

オフィスプロモ株式会社 代表取締役 古荘洋光