2016年1月9日土曜日

『萎縮性胃炎』



実は、昨年末12月29日に上部内視鏡検査(胃カメラ)の結果『萎縮性胃炎』と診断されました。1月9日現在も一日3回、薬を服用中です。心配事に頭が行くと胃が痛むのです。食後も痛みます。医師によると食後に痛むのは胃壁がかなり荒れているから食べ物がこすれて痛くなるのだそうです。薬を服用すると痛みは割とすぐに落ちつきます。検査直後のお正月にも随分と胃には負担をかけましたが薬のおかげで然程苦しまずに済んでおります。

胃炎になった原因ですが、決してその方の責任だと申している訳ではありませんが、思い当たるのは「ある方の救急搬送」です。 11月22日、大変お世話になっている脚本家先生の側近の方から電話があり、先生が移動先で倒れ、都内病院へ救急搬送、集中治療室にて「大動脈解離」と診断されたというのです。「この24時間が山」と電話口で言われ、あまりのショックで体がガクガクと震えました。その後、自分なりにこの「大動脈解離」を調べたところ非常に恐ろしい疾患で、調べれば調べる程心配が募りました。二週間というその後の予後に大変重要な期間も無事通過なさいましたが、その先生は自宅にて絶対安静療養中で現在も体中が痛む辛い日々を送っていらっしゃいます。一日も早く先生ご自身も関係する皆さんも安心出来る日が来ることを願っております。

さて、私の「人生初の胃カメラ」は私にとっては大変な体験でした。血液検査や血圧検査ですら心配性のあまり気分が悪くなり、最悪の場合は過呼吸となり、その後車椅子で病院のベッドへ運ばれることだってある私ですから「体内に異物を入れる検査」となれば尚更です。時間を置いて5回程繰り返される鼻から入れる麻酔も、鼻から管を入れる検査も苦しかったですが、その度「脚本家先生の苦しみと比べればこんな事何でもないではないか!」と自分の情けなさに恥ずかしくもありましたが耐えることができました。

11月の終わりにお見舞いに伺った脚本家先生の病室で
「良くなったら神楽坂のお寿司屋さんへご一緒しましょう。」 
と約束しました。
私はその実現をとてもとても楽しみにしているのです。

オフィスプロモ株式会社 代表取締役 古荘洋光