2012年4月15日日曜日

パステルのプリン



今日は広告業界への就職を目指す早稲田大学の3年生の学生さんの来訪があった。一昨日、電話で弊社には採用の予定は無いと伝えたのだが彼の熱心さに魅かれ本日お会いすることにしたのだ。奨学金を得、バイトもして親に頼ることなく頑張っているという。採用はしないが役に立てるのならと私の知っている範囲で業界の話とアドバイスをし、気づくと4時間が経っていた。写真にあるパステルのプリンは彼の手土産だ。帰りがけの車中、彼は「パステルは有名だと聞いて手土産にしたのですが一つ300円のプリンなど自分では食べられない。自分はどんな味なのか知らない。」と言っていた。悪いことをしたなあ。そして、なんという偶然だろう。夕方、土産にパステルのゼリーを妻が帰ってきた。私は妻のではなく彼の持参したパステルのプリンをいただいたがしみじみと美味かった。彼の就職活動がうまく運ぶことを願わずにはいられない。就職が決まったら連絡をくれるという約束を交わしたが、これもまた楽しみなのだ。さて、夕食は、また新宿伊勢丹にて入手できた19カ月熟成プロシュート・ディ・パルマの端っこ、メキシコ産極太アスパラ、カマンベールに岩塩とパルメジャーノとオリーブオイルをかけたイタリア国旗仕立てと、ゆで卵とナチュラルチーズとブラックオリーブ入りのニース風サラダ、サザエのニンニクバターオーブントースター焼き、いつものメキシコ産スパークリングワイン、バゲットでした。ご馳走様でした。

オフィスプロモ株式会社 代表取締役 古荘洋光