2011年3月20日日曜日

救援物資

今日、兵庫県から宅急便が届いた。
そう言えば、妻が、
「私は『なんにもいらない。』って言ったんだけど、友達から『やっぱり送った。』って電話があった・・・」って言っていたなあ。
重いダンボール箱が二つ。
開けてみると、5キロのお米がそれぞれの箱の底に入れてあって、ほかに、パン、ティッシュ、手造りのイカナゴのくぎ煮、ブロッコリー、リンゴ、人参、ジャガイモ、タマネギ、スパゲッティー、カレールーやミートソース、インスタントコーヒー、インスタント味噌汁、ちらし寿司のもと、チョコレートなどのお菓子、亡くなった義父へのお供物・・・。

涙が出た。

そもそも家は何も不自由していないのだ。
出掛けている妻の携帯に報告した。
受話器の向こうで、妻も笑いながらも泣いていた。

電話の後、箱の中に書付けが入っていることに気づいた。
『イカナゴを慌てて炊きました』という文字が目に飛び込んで来た。
妻は何と良い友達に恵まれたことか。
胸が熱くなる思いだった。


オフィスプロモ株式会社 代表取締役 古荘洋光