2009年11月21日土曜日

アテスウェイのロールケーキ

 新型インフルエンザ!教室の半数の生徒がお休みする状況の中、ついに比較的丈夫なうちの息子も3日前に感染してしまいました。 「これを食べて元気になれ!」ということで、アテスウェイへケーキを買いに急ぎました。開店と同時に到着しましたが、奥のガラスケースの色とりどりのケーキの前にはすでに人だかりが出来ていました。そのさらに奥、一番突き当たりの焼き菓子のケースには普段なかなか見ることの無いガトー・ド・ボイアージュ・オ・ショコラがありました。この菓子でここの川村シェフはクープドフランスでの優勝を決めたのですが、今日の狙いは色とりどりのガトーでも栄光の焼き菓子でもありません。迷わずシンプルなロールケーキを買い求めました。和栗と黒砂糖のロールケーキも同じ価格なのでこちらを買ってしまいそうなのですが、ここで選択を誤ってはいけません。スポンジが違うからです。

 このシンプルなロールケーキは超おすすめです。(私のブログは滅多に褒めることがないのですが、本日は褒めますよ~。)しっとりしているのはシロップのせいではありません。生地そのものが違うのです。ぷにゅぷにゅしています。何に喩えるか?広尾のル・スフレには喩えませんよ。それじゃあ、ありきたりでしょう。そう、これは銀座久兵衛の玉子です。すきやばし次郎のではありませんよ。次郎のはサバランですからね。さて、このロールケーキ、カットは300円。ホールは1,600円。どちらにするか悩むところですが、家族3人で一本を大きく切り分けて3分の1ずつ食べたいと思って、本日もホールを購入しました。でも、いざナイフを入れようと思うと2回に分けて食べようと思ってしまうんですよね。で、6分の1ずつ食べました。ケチだからじゃありませんよ。このロールケーキが美味しすぎるからなのです。「一回でおしまい」じゃもったいないと思えるほどね。おかげで、時々バニラの粒のプチプチ感と香りも楽しめるぷにゅぷにゅの生地、たっぷりのシャンティだけでなく、最後の楽しみ、中心のバニラビーンズたっぷりのカスタードクリーム、これらの至福を、明日も堪能できるじゃないですか。

 昨夜39度9分まで上がった息子の熱は、本日夕方に平熱近辺まで下がりました。これで大丈夫でしょう。


 本日の体重、56.0キロ。

オフィスプロモ株式会社 代表取締役 古荘洋光