2009年7月19日日曜日

青い卵のフレンチトースト




本日の朝食はフレンチトースト。






ほんのり青い卵はアローカナの卵です。







卵液はアローカナの卵、牛乳、タヒチバニラ、砂糖。食パンは昨晩から漬け込んでおきました。







仕上げに使うシロップは、ピエールエルメのレシピで作ったオレンジピールを煮た残りのシロップをアレンジします。
右が市販のオレンジピール、左が自家製のオレンジピールです。
右がスルメイカのアタリメを七輪で炙ったものとすれば、左は何日か熟成させたねっとりとした墨烏賊のお造りといった風な違いがあります。
お試しあれ。

シロップの材料は無農薬の夏ミカンの皮(5ミリぐらい果肉を残す)、水、砂糖、八角、バニラ、黒コショウ。これに少しのブランデーと水を加えて、焼きあがった頃、フレンチトーストにジュジューっとからめます。フライパンについたバターと焦げた砂糖が溶けだして美味しくなるのです。イメージしたのはクレープシュゼットです。


キャラメリゼは料理の香りづけには大変重要なものです。
ブームの真っただ中、あの有名な生キャラメルを頂いて食べる機会がありました。
なるほどこれはどこにもない味だと思いました。
おそらく、アンリ・ルルーに食べさせたとしたら
「これはキャラメルではありません。」と言われるでしょう。
どこにもないのは、それがキャラメルではなく、これはキャラメルですといって売り出すには相応しいものではないからでしょう。

私もキャラメルのようなものをたまに作ります。
牛乳とバターと砂糖と水あめを煮詰めてゆけばそれ風のものができます。
自分で作るといかにも栄養たっぷりの「キャラメルもどき」が簡単に出来ますよ。

しかも、有名な生キャラメルよりもずっと深い味わいと香りがあるのです。
「一粒何百メートル」というコピーを付けたくなる食べ応えです。
これ、うちの息子も大好きです。

本日の体重、57.5キロ。

オフィスプロモ株式会社 代表取締役 古荘洋光